「“まとまらない”の原因は?レイアウト崩壊の5つの罠」 ─ よくある初級ミスを事例で解説

デザイン
Close-up of crumpled paper on table with unhappy businesswoman was frustrated. Concept of no idea to thinking

デザインを始めたばかりの頃、「なんかバラバラ…」「まとまりがない」と感じたこと、あるよね?

見出しや画像、文字の配置などがバラけて見えると、どれだけ内容が良くても“読みづらさ”が先行して伝わらなくなる。

今回は、そんな「まとまらなさ」の原因になっているレイアウトの初歩的ミスを、5つのポイントに分けて解説していくよ。

第1章:視覚的な“軸”がない

見出し、本文、画像などがバラバラに配置されていると、人の視線は迷子になる。レイアウトには「視覚的な軸」が必要。たとえば左揃えで並べる、中央に寄せるなど、要素に「並び」を与えることで一気に整った印象に。

初心者に多いのが、見出しは中央、本文は左揃え、画像は右寄せ…といったバラバラ配置。整列ルールはシンプルでOK。まずは“揃える”だけでOK!

第2章:余白がバラバラ

余白は単なる「隙間」じゃなく、情報の関係性を示す“間”。見出しと本文の距離が近いのに、本文と本文の間隔が広いと「どっちがセット?」ってなるよね。

グループ感を持たせたいなら間隔を狭めて、違うブロックにしたいなら間をあける。この“メリハリのある余白”が整理されたレイアウトに直結するんよ。

第3章:フォントサイズと階層がぐちゃぐちゃ

タイトル・見出し・本文…全部同じサイズや色だと、読者はどこをどう読んでいいかわからなくなる。逆に、フォントが大小ありすぎてもチカチカする。

基本は3段階。「タイトル → 見出し → 本文」でサイズを大→中→小に、ウエイトも太→普通→細とすると自然な階層になるよ。

第4章:視線の流れを考えてない

人の目線は左→右、上→下の順に動く傾向がある(言語文化にもよるけど、日本語もだいたいそう)。

だから、ボタンやアクションへの導線は視線の最後に置くのが自然。たとえばCTA(行動喚起)は、記事の最後やスクロールの末尾にあるのが理想的。

第5章:色が多すぎてカオス

カラフル=悪ではないけど、初心者は「使う色は3色まで」が鉄則。ブランドカラー+アクセント+背景色、ぐらいで抑えると安定しやすい。

それ以上の色を使う場合は、目的やルールをしっかり設計してからにしよう。無計画に使うと“まとめにくさ”の最大要因になる。


まとめ

  • ① 整列ルールを決める(視覚的軸)
  • ② 余白でグルーピングを表現する
  • ③ フォントサイズで情報の階層をつくる
  • ④ 視線の流れに合わせた配置を意識
  • ⑤ 色数を絞ってメリハリをつける

どれも特別な技術はいらないけど、意識しないとすぐ崩れるポイントばかり。自分のレイアウトが「なんかまとまらん…」と思ったら、この5つをチェックしてみて!


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